コーロ・カメリアのひとりごと

野々市市で活動している女声合唱団コーロ・カメリアのメンバーです

市民で創る「第九」練習日記 4 vier

17日の練習では、練習番号“R”までたどり着けました。最後までもう少し。

練習の最後に合唱部分を“R”まで通して歌ってみました。案外に合唱部分は短いのです。言葉も繰り返しが多いのですが、場面ごとに曲の表情が違うので、オーケストラと合わせる事が楽しみです。もちろんソロパートとも。

 

楽譜巻末の「第九」に寄せてを読むと、初演はベートーベン自身の指揮によって1824年にウィーンでとありました。フランス革命からナポレオン戦争と混乱の時代、ウィーン会議を経てヨーロッパに一時の平和がもたらされた時期にあたるらしい。初演から約200年、ベートーベンもアジアの東の果で歌われるようになるとは思って無かった事でしょう。

 

2020年はベートーベン生誕250年として色々な演奏会が行われる予定でしたが、コロナウイルスのためにキャンセルが相次ぎました。2024年は初演から200年として各地で「第九」が盛大に演奏されるかな?