コーロ・カメリアのひとりごと

野々市市で活動している女声合唱団コーロ・カメリアのメンバーです

永島留美「巡り」ー音、色、かたち、ことば-- 聴きにいってきました


4月5日金沢市民芸術村パフォーミングスクエアで行われた表題のコンサートを聴きにいってきました。室生犀星三好達治立原道造の詩とソプラノのうた。いずれも明治後期から昭和初期に活躍した詩人ですね。まず、あづさ先生の歌からスタート。図らずもカメリアでも練習している「室生犀星」の詩によるものでした。先生の歌声でいっきに会場が“キュ”っとしまりました。そして三好達治の詩によせた末田瞳さんのソプラノ。三好達治は私の感覚では綺麗な言葉の中にちょっと怖さもあって…なんとなくそれも感じました。萩原朔太郎の詩に寄せたチェロとピアノの音色。五つのき《器・木・詭・希・奇》が表現されていてちょっとおどろおどろしい感じが…。次のあづさ先生と末田瞳さんのソプラノデュオで“春への憧れ”ではナイチンゲールカッコウの声に癒されました。
最後はライブ・ペインティング。曲に合わせて即興(?)でペインティングを行うというもの。色はもちろん、ペンキを垂らす音もこのステージを作っているんだなと思いました。観客の出す音も加わり、会場全体で作るステージでした。私もドキドキしながら少しだけ参加してみました。次にまたこんなコンサートがあれば、もっと参加出来るかも。
女性ばかりのステージだったのでみなさまにBraive!!