上記金沢講演を聴きに行って来ました 。多くのお客さまで開演時間ギリギリまで入場がありました。
最初のプログラムはバツェヴィチ作曲のオーケストラのための序曲。
バツェヴィチは1909年ポーランド生まれの女性作曲家、バイオリニスタだそうです。第二次世界大戦時、反ナチスとして秘密裏にコンサートを開き、解放後に演奏されることを願ってこの曲を書いたとの事。ポーランドの気風、気概を感じる曲でした。
そして角野隼斗さんを迎えてショパンのピアノコンチェルトNo.1。
ピアノの音がキラキラしてる!なんとなくショパンを思わせるその姿に会場のテンションも上がって、第一楽章が終わると思わず拍手があがり、、、それはそれで雰囲気を盛り上げたかも。演奏後は盛大な拍手に答えて、ショパンのエチュード「木枯らし」を。
第3ステージではドヴォルザークのシンフォニーNo.9。
今回の指揮者 アリン·オルソップさんはニューヨーク生まれ。プログラムには 「アメリカで作曲された『新世界』はアメリカ生まれの自身の心にもっとも近い存在だ」とありました。私にはアメリカ、ポーランド、チェコ、それぞれの民族的な香りが感じられる演奏でした。
アンコールはポーランド·オペラの父と称される モニューシコの歌劇《ハルカ》より 「マズルカ」と「高地の踊り」。オーケストラメンバー全員参加で、楽しく締めて頂きました。
今回の日本ツアーは全11 公演を12日間で駆け抜けるというハードなもの。せっかく金沢に来て頂いたのだから隣の 21美や 兼六園 や 国立工芸館 などを見て欲しと思ったのですが。
後半のスケジュールは
9月14日 岡山シンフォニーホール (全国大会で歌った)
そして
9月16日 金沢歌劇座
9月17日 松本市キッセイ文化ホール (中部大会で歌った)
9月18日 山形テルサ
9月19日 神奈川県民ホール
怒涛の4日間連続公演!
金沢~松本は7月に私たちも通った道のり。時間的にきつかった思いがありますがそれ以上の移動距離が続いてる!
演奏者は体力、気力が要りますね!